DTM事始め

こんにちは。DTM機材はハードウェアからソフトウェア、プラグインへの比重が着実に進んでいます。これはプロ、アマ問わず時代の流れでありまして、私自身もこの流れに逆らうことなく現在機材のソフトウェア化の真っ只中です。私がDTM(宅録)を始めた当初は20数年前に遡ります。当時の回りの状況は音楽制作を自宅でやる方、アマチュアの方はほぼカセットMTRに多重録音していたと思います。この制作の苦労は体験された方なら説明不要なはずです。アナログ機材と言うものは生物を扱うようなものだと思います。カセットテープは録音、再生を繰り返す度に高域が落ち、歪が増え、ダイナミックレンジも下がってしまいます。大抵の方は4トラックのカセットMTRを駆使してモノラルの音源を制作したんです。私自身も何度も失敗、挫折しながらピンポン録音してました。当時の私のやり方はKORG M1で打ち込みんだものに私自身のギターを追加して録音を重ねていくというやり方でした。この後、TASCAM488よりカセットテープながら8トラックのMTRが発売されました。この話はまた次回にいたします。